友禅染と藍色の露草
露草は可憐でやさしく
道端などでひっそりと
咲いています
藍色の2枚の花と
下の方には透きとおった
レースの様な花びら
そして黄色いしべが
風にゆれています
露草は6月頃に咲き出し
9月でも10月でも
逢えることがあります
いつでも楚々と咲く姿を
見ることができます
心を優しくしてくれる
可憐な花です
露草の花言葉は「尊敬」「懐かしい関係」
コップの水に露草の花をつけて絞ると
美しい青色の水が出来ます
別名「月草」は、「着き草」から転じた
名前とも言われています
衣に色が着く草という意味とのことです
青花(あおばな)は、日本に伝わる染料のひとつです
下絵を描く染料で、露草、螢草などと呼ばれる
多年草の花の液汁を和紙にしみ込ませた物で
露草の青い花の汁から得ることからこの名がついたそうです
友禅模様の下絵などを描くために使用する物で
青花紙、藍紙などともいいます
友禅染で下絵書きに使われる「青紙」は
ツユクサが突然変異で大型化した「オオボウシバナ」の花汁を
美濃紙に何回も塗りつけて乾燥させたものです
この紙を小さく切って小皿にのせ
水で湿すと青い色がにじみ出てきます
それを筆に付けて布に下絵を描くのです
これで描いた物は水洗いするときれいに消えるので
その特性を利用して友禅染の下絵描き用に使われています



