
Thema < 七夕(たなばた) >
July 7, 2008
7月7日の「七夕(たなばた)」が近づくと、毎年お天気が気になり始めます。また7日は二十四節季の「小暑」でもあり梅雨明けの時期とはいうものの、本格的な夏が来るまでもうしばらく。七夕の夜だけは、なんとか星空が見られるとよいのですが・・・。牽牛(けんぎゅう:彦星)と織女(しょくじょ:織姫)が、一年に一度、天の川を渡り逢瀬を許される「七夕」の伝説は、今から2000年前には中国に存在したといいます。七夕は、桃の節句(3月3日)、端午の節句(5月5日)などと並ぶ五節句の一つで、物語の織女が機織り(はたおり)の名手であることから、機織りや裁縫が上達するようにと祈る中国の「乞巧奠(きっこうでん)」が催されるようになりました。それが奈良時代に日本へ伝わり、日本古来の「棚機津女(たなばたつめ)」の信仰と結びついたといわれています。棚機(たなばた)とは機織り機のことで、「棚機津女」とは神を迎えるために乙女が美しい布を織り、村人達のけがれを祓い(はらい)、収穫を祈る行事。こうして七夕の呼び名も「しちせき」から「たなばた」へと変わっていったのだそうです。
さて、日本各地で催される七夕祭り、あなたが楽しみにしているのはどこのお祭でしょう?私は、東北三大祭の一つ「仙台七夕まつり(8月6~8日まで開催)」。初めて仙台の七夕まつりに行ったときには、駅前のアーケードから一番町商店街などへ次から次へと七夕ストリートを移動して歩くため、途中で休憩をとりながら何時間もかけて見物して回ったものです。
七夕飾りといえば、竹笹に願いごとを書いた五色の短冊などが思い浮かびますが、仙台の場合は色とりどりの「くす玉」に吹流しを取り付けたもの。七夕にくす玉を飾るのは仙台のある商店主が考案したのが始りのようです。庭に咲いているダリアにヒントを得たのだとか。今では各地で見られるようになりましたが、発祥の地は仙台だそうです。華やかさにも目を奪われますが、「青葉城恋唄」にもあるように♪瀬音ゆかしき~杜の都~♪にふさわしい優美さに時間の経つのも忘れてしまいます。
お天気のことが気にはなりますが、せっかくの七夕、あなたも浴衣を着て、夕風に揺れる七夕飾りをくぐり抜けながらそぞろ歩き・・を楽しんでみてはいかがですか。
冠婚葬祭マナーコンシェルジェの日記より
作者 Nyan 季節の話題
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イラスト : 風と樹と空とフリー素材より「七夕」
http://kaze-sora.com/
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